生まれたときから「妖怪」だった (講談社プラスアルファ文庫)
水木 しげる
先日TVで水木しげるさんのインタビュー番組を見て、自伝が読みたくなりました。鬱で休職している期間、とにかく自分の病気のことが知りたくて快復のヒントを求めて色んな本を読みました。でも、どの本よりも一番『力を抜いて、自分が好きなことをして生きなさい』と、勇気を与えてくれた本です。自分が好きなことなら、どんなに辛くてもがんばれる。でも、がんばりすぎてはいけない。水木さん琉のユーモアの中に、人間らしくというか、生き物らしく生きることのヒントが散りばめられている気がしました。ちゃんと眠ること、食べることの大切さを心に深く刻み込みました。本当に睡眠時間って大事です。
本日読破したのは、この2冊です
▼当時単行本未収録の『ROJIN』が収録されています
恐怖への招待 (河出文庫)楳図 かずお

インタビューから書き起こされた、楳図 かずおさんの自伝です。恐怖についての考えや、不眠症時代のことなどがストレートに書かれています。恐怖漫画の先駆者であり(小学生の頃、はとこの家にあった単行本を怖いくせに何度も繰り返し呼んでいました^^)、まことちゃんという偉大なギャグ漫画の作者というだけではない楳図 かずおさんの人物像が描かれていて、この本でも『眠ることは大切』『自分に正直であること』を感じました。中に1本だけ漫画が収録されていて、当時は単行本には未収録だった『ROJIN』を読むことができます。そういえば、「漂流教室」も「イアラ」も「14歳」も途中までしか読んでいないし、「わたしは真悟」に至っては全く読んだことがないのです。この中で一番読みたいのは「わたしは真悟」です。「漂流教室」連載当時に読んでいたのですが、本当に怖くて途中から読めなくなっちゃったんです。今なら、最後まで読めそうな気がします。
▼こちらは、未読です。楳図PERFECTION!シリーズ第二集
ねがい楳図 かずお

「ROJIN」はこちらに収録されています。収録作品は「ねがい」「DEATH MAKE」「絶食」「Rojin」「プレゼント」「蛇」「鎌」=全7編 う~ん、どれも読みたいです。
▼こちらはちょいと趣向を変えて
唐沢 寿明

唐沢寿明さんは、大好きな俳優さんのひとりです。特にヲタクっぽいところが好きです(笑)そんな彼のエッセイです。発表当時かなり話題になったと記憶していますが、高校の副読本にも採用されていたとは知りませんでした。読んでみて、唐沢さんの役者としての成功までの遠い道のり、孤独、ジレンマが痛々しくて、とても唐沢さんのイメージと符合しませんでした。ラスト近くなって、山口智子さんとの精神的な結びつきの強さに心を打たれました。あとがきの三谷幸喜さんも、いい感じです。いや、三谷さんは猫(やっぱり猫が好き)以来ファンなんですけれども(笑)


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