やっと読みました(^^;

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ソロモンの指環―動物行動学入門
Konrad Zacharias Lorenz 日高 敏隆
4152087382もう、15年くらい前から『いつか読もう』と思っていた、コンラート・ローレンツ博士の名著『ソロモンの指環』を、やっと読みました。副題に「動物行動学入門」とついているのですが、実際にはローレンツ博士が、どんな風に動物たちの自然な姿を観察したり実験したりしてきたか?を楽しいイラストとユーモアを交えて語られた、上質なエッセイ集でした。身近な川や池から得た水で作るアクアリウムの話に始まり、最高のパートナーである奥様の動物達と共存するための工夫(普通は、そこまで動物が主役の生活に対応できないと思います。脱帽です!)最後は(ドイツ語版では順番が違うそうです)本当に獰猛なのは、一体どの動物か?という衝撃的な話まで楽しく読み進みました。ローレンツ博士が発見された有名なインプリンティング(刷り込み)は私が思っていたように簡単な仕組みではなく、親の鳴き声や大きさも重要であることはこの本で初めて知りました。それを身をもって実験し周囲の人たちから『変人』扱いされていたローレンツ博士の、飽くなき探究心!現在では、ローレンツ博士が提唱されていた説のうち、新しい説に取って代わられたものもありますが『動物の自然な行動を観察するということはどういうことか?』追求し続けたローレンツ博士の功績は偉大だと思いました。

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